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彼女が亡くなる数日前、僕達は些細な事で喧嘩をした。
「歌を歌うことは、私の本当にやりたい事じゃなかった」と。
君の事を認めた上で、君の事を嫌いになりたかった。
「憧れを捨てた東京には、君のような人が大勢いるんだね」と、
彼女の背中に向けて吐いた言葉が、最後の思い出だった。
「歌を歌うことは、私の本当にやりたい事じゃなかった」と。
君の事を認めた上で、君の事を嫌いになりたかった。
「憧れを捨てた東京には、君のような人が大勢いるんだね」と、
彼女の背中に向けて吐いた言葉が、最後の思い出だった。
その他
公開:21/04/20 15:00
ツイノベ
140字小説
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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