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子どもの頃、布団が叩かれる音を子守歌にして眠っていた。
寝る前は座布団に座っていたはずなのに、
起きるといつもふかふかな布団の上に寝転がっている。
母がこっそりと布団に移動させてくれたのだろう。
と、娘を寝かしつけていると思い出す。
窓からはやわらかな風と布団を叩く音が吹き込んだ。
寝る前は座布団に座っていたはずなのに、
起きるといつもふかふかな布団の上に寝転がっている。
母がこっそりと布団に移動させてくれたのだろう。
と、娘を寝かしつけていると思い出す。
窓からはやわらかな風と布団を叩く音が吹き込んだ。
その他
公開:21/04/14 16:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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