#239 もうひとつの命(百景89番)

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魔女にお願いして寿命を伸ばしてもらう。
代償として私は恋を封印された。誰かを想うたびに、
心臓が高鳴るたびに、刻一刻と死へ近付いていく。
恋を失ってまで得たいと思った命だけど、
あなたのためなら捧げても構わなかった。
絶えるなら絶えてもいいと想いを告げる。
息が止まる。呪いが消えた。
ファンタジー
公開:21/04/13 16:00
更新:21/03/17 12:32
ツイノベ 140字小説 超短編 百人一首

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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