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雨風を凌げる場所もなく、頼れる人もいない。
寒さで震える私をあなたは家に泊めてくれた。
ご飯を食べさせてくれて、毛布を与えてくれて、
何度も頭を撫でてくれる。一夜が明けてあなたと別れた後、
私は遠い街に住処を見つけた。
もう二度と会えないあなたに向けて、私は「にー、にー」と鳴いた。
寒さで震える私をあなたは家に泊めてくれた。
ご飯を食べさせてくれて、毛布を与えてくれて、
何度も頭を撫でてくれる。一夜が明けてあなたと別れた後、
私は遠い街に住処を見つけた。
もう二度と会えないあなたに向けて、私は「にー、にー」と鳴いた。
その他
公開:21/04/13 15:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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