0
1
季節の変わり雨が降ってくる。
夕陽を溶かしながら落ちる黄金色の雨は、
山や花々、風や人や命さえも濡らして、
また別の季節に塗り替えていく。
山は紅葉が色づいて風には生ぬるい温度が纏う。
夏の対する憧れを消費できないまま、
季節の変わり雨は季節を、心を、感傷を。
強制的に次へと進ませた。
夕陽を溶かしながら落ちる黄金色の雨は、
山や花々、風や人や命さえも濡らして、
また別の季節に塗り替えていく。
山は紅葉が色づいて風には生ぬるい温度が纏う。
夏の対する憧れを消費できないまま、
季節の変わり雨は季節を、心を、感傷を。
強制的に次へと進ませた。
その他
公開:21/04/13 14:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます