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小学生の時、命の授業としてウサギのラビ太を飼っていた。
喉元を撫でると「プゥ、プゥ」と鳴き声を漏らす。
いつだったか、ラビ太は近所の中学生に殺されてしまった。
大人になった今、夜道を歩く。
どこからか鳴き声が聞こえた気がして振り向くと、
空にはウサギの模様が映った月が浮かんでいた。
喉元を撫でると「プゥ、プゥ」と鳴き声を漏らす。
いつだったか、ラビ太は近所の中学生に殺されてしまった。
大人になった今、夜道を歩く。
どこからか鳴き声が聞こえた気がして振り向くと、
空にはウサギの模様が映った月が浮かんでいた。
その他
公開:21/04/12 13:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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