#220 和音(百景70番)

0
3

両親との折り合いが付かなくなって、
なかば家出のように一人暮らしを始める。
二十歳そこらの小娘が学費と、
生活費を稼ぎながら生きるのは難しい。
大学の帰り、電車の中で転がる空き缶を拾う。
開いた扉が入口だったか出口だったか思い出せずに、
秋の影を背中に受ける。どこかでひぐらしが鳴いた。
その他
公開:21/04/09 17:00
ツイノベ 140字小説 超短編 百人一首

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容