足りないカンパ
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「お願いがある。カンパして欲しい」
休憩時間に先輩が唐突に言い出した。
「何かあったんですか」
「コーラが飲みたいのに金がない。頼むカンパして下さい」
何か意味深だったので、一応理由を聞いてみたが、予想以上にしょうもなかった。
「諦めたらどうです」
「どうしても飲みたいんだ。頼む」
「仕方ないですね」
これ以上言っても、意味が無さそうなので財布から小銭を出す。
「70円でいいですか」
「いや、全然足りないんだけど」
財布の中の小銭がそれしか無かったのだからしかたがない。札束も入ってはいたが、なんか出したくはなかったのだ。
「大丈夫ですよ。売店でならギリギリ牛乳が買えます」
「話を聞いていたか。俺はコーラが飲みたいんだよ」
「足りないのだから諦めましょう」
「そんな馬鹿な」
そう言って先輩は70円を持って売店へと向かって行った。
「これ買ってきた」
先輩は、コーラ味のラムネを買ってきた。
休憩時間に先輩が唐突に言い出した。
「何かあったんですか」
「コーラが飲みたいのに金がない。頼むカンパして下さい」
何か意味深だったので、一応理由を聞いてみたが、予想以上にしょうもなかった。
「諦めたらどうです」
「どうしても飲みたいんだ。頼む」
「仕方ないですね」
これ以上言っても、意味が無さそうなので財布から小銭を出す。
「70円でいいですか」
「いや、全然足りないんだけど」
財布の中の小銭がそれしか無かったのだからしかたがない。札束も入ってはいたが、なんか出したくはなかったのだ。
「大丈夫ですよ。売店でならギリギリ牛乳が買えます」
「話を聞いていたか。俺はコーラが飲みたいんだよ」
「足りないのだから諦めましょう」
「そんな馬鹿な」
そう言って先輩は70円を持って売店へと向かって行った。
「これ買ってきた」
先輩は、コーラ味のラムネを買ってきた。
青春
公開:21/03/15 23:42
文章の練習を行なっております。
未熟な文章ですがよろしくお願いします。
指摘があれば、どんなことでもいいので教えてください。
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