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砂漠で今にも枯れそうだった私に、
あなたは水を与えてくれました。乾涸らびて、腐食して、
朽ちてしまったあなたの姿がとても美しく思えました。
やがて私は民から『砂漠の女神』と崇め称えられます。
民は素晴らしい服装で着飾っているはずなのに、
なぜか、あなたよりも見窄らしく感じました。
あなたは水を与えてくれました。乾涸らびて、腐食して、
朽ちてしまったあなたの姿がとても美しく思えました。
やがて私は民から『砂漠の女神』と崇め称えられます。
民は素晴らしい服装で着飾っているはずなのに、
なぜか、あなたよりも見窄らしく感じました。
ファンタジー
公開:21/04/07 13:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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