0
2
夜勤が終わって家に帰る。歓楽街で働き始めた彼女とは、
入れ替わりになってしまうのが心苦しかった。
仕事に行く彼女を見送る。きっと、
知らない誰かとお酒を飲んで。
知らない誰かに笑顔を見せて。
知らない誰かに抱かれて。
僕達の関係は影のように、
朝にはうっすらと消えてしまうのかもしれない。
入れ替わりになってしまうのが心苦しかった。
仕事に行く彼女を見送る。きっと、
知らない誰かとお酒を飲んで。
知らない誰かに笑顔を見せて。
知らない誰かに抱かれて。
僕達の関係は影のように、
朝にはうっすらと消えてしまうのかもしれない。
その他
公開:21/04/06 14:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます