願い事はよく考えて
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毎年初詣には、大勢の人間が神社を訪れ願い事をしていく。
祭神である私は、平等にそれらの願いを聞き流している。安易に人間に干渉するべきではない。
とはいえ、神もたまには気まぐれを起こす。
「どれ、今年は誰かの願いをいたずらに叶えてみようか」
私は、一人の男に目を付けた。いかにもモテなさそうな、幸薄そうな、名前が如月とでもいうような男だ。
私は男の願いに耳を傾けた。
「僕の尻穴から無限にたまごボーロが出てくるようにしてください」
あちゃ~。
神、痛恨の人選ミス。さてどうしたものか。
「僕の尻穴から無限にたまごボーロが出てくるようにしてください」
2回も言いおった!
いいのか、口の中がパッサパサになるぞ!?
「よかろう」
「結局手掛かりは無しか」
こうして第2次調査隊も不発に終わった。
いったい1000年前に何があったのか。
数々の謎を残したまま、船はパッサパサに干上がった地球をあとにした。
祭神である私は、平等にそれらの願いを聞き流している。安易に人間に干渉するべきではない。
とはいえ、神もたまには気まぐれを起こす。
「どれ、今年は誰かの願いをいたずらに叶えてみようか」
私は、一人の男に目を付けた。いかにもモテなさそうな、幸薄そうな、名前が如月とでもいうような男だ。
私は男の願いに耳を傾けた。
「僕の尻穴から無限にたまごボーロが出てくるようにしてください」
あちゃ~。
神、痛恨の人選ミス。さてどうしたものか。
「僕の尻穴から無限にたまごボーロが出てくるようにしてください」
2回も言いおった!
いいのか、口の中がパッサパサになるぞ!?
「よかろう」
「結局手掛かりは無しか」
こうして第2次調査隊も不発に終わった。
いったい1000年前に何があったのか。
数々の謎を残したまま、船はパッサパサに干上がった地球をあとにした。
その他
公開:21/01/03 21:59
更新:21/01/04 21:56
更新:21/01/04 21:56
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