光陰矢の如し

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月日が経つのは早いものだ。
高校卒業、大学進学、成人式、大学卒業、就職…。
…そして、繰り返される家と会社の往復。
気がつけば、もう40代。
光陰矢の如し。
文字通り、時は矢の如く過ぎ、もう戻らない。

身体も変わってきた。
細かい物が見えにくい。
脂っこい料理が食べられない。
慢性的に肩が凝る。
少しの酒で酔いが回る。
就寝中に夢を見ない。
起床も早い。 

…と。もう起きる時間だな。朝日が気持ちいい。
さて、今日も仕事だ。

しかし…なんだ、この異臭は。
どうやら枕から漂ってくるようだ。
廃油のような臭い。
間違いない!
夜中に俺の枕を使ったオッサンがいる!
その他
公開:20/12/31 07:48

おおつき太郎

面白い文章が書けるように練習しています。
日々の生活の中で考えたこと、思いついたことを題材にしてあれこれ書いています。


Twitterはじめました。
https://twitter.com/otaro_twi
 

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