笑顔がお仕事
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おしゃれなレストラン
店の前で立ち止まっていると
「お一人ですか?ご一緒しませんか?」
優しそうな中年男性が笑顔で話しかけてきた
財布をヒョイっと持ち上げる仕草
「この時間帯はカップルが多いので二人の方が自然な感じですよ。こんなおじさんじゃイヤかな?」
「いえ、そんなわけでは」
「デザートに裏メニューがあるんですよ」
誘いに乗ることにした
てきぱきと二人分の注文をする彼
見渡すと確かにカップルばかりだ
料理はとても美味しかった
裏メニューだというデザートも美味しい
「素敵な笑顔ですね?」
「これでご飯を食べてまして」
「笑顔がお仕事?私にも出来ますか?」
「貴方ならきっと出来ますよ」
ちらっとスマートフォンを取り出す彼
「表で電話してきます。これは、私が持ちますので」
伝票を手にレジへ
「彼女が1万円札で支払うのでお釣りを用意しておいてください」
テーブルの彼女に小さく手を振った
店の前で立ち止まっていると
「お一人ですか?ご一緒しませんか?」
優しそうな中年男性が笑顔で話しかけてきた
財布をヒョイっと持ち上げる仕草
「この時間帯はカップルが多いので二人の方が自然な感じですよ。こんなおじさんじゃイヤかな?」
「いえ、そんなわけでは」
「デザートに裏メニューがあるんですよ」
誘いに乗ることにした
てきぱきと二人分の注文をする彼
見渡すと確かにカップルばかりだ
料理はとても美味しかった
裏メニューだというデザートも美味しい
「素敵な笑顔ですね?」
「これでご飯を食べてまして」
「笑顔がお仕事?私にも出来ますか?」
「貴方ならきっと出来ますよ」
ちらっとスマートフォンを取り出す彼
「表で電話してきます。これは、私が持ちますので」
伝票を手にレジへ
「彼女が1万円札で支払うのでお釣りを用意しておいてください」
テーブルの彼女に小さく手を振った
その他
公開:20/12/27 16:31
更新:20/12/27 17:22
更新:20/12/27 17:22
ペンネーム
海山 道三
みやま どうさん
「文章千本ノック」の一環で超ショートショートを投稿させていただきます
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