とあるクリスマスの夜
0
2
夏祭りとかハロウィンとか。そういうイベントがある度に、街は色んな意味でお祭り騒ぎだ。まあ、そういう時は稼ぎ時なので、イベントごとは基本スルーしてる僕にはそんなこと関係無いけど。
「いや仕事だって言われても困るんだよ。ここは駐車禁止なんだから」
仕事先のコンビニへ行く途中、そんな声が聞こえる。また浮かれた誰かが、やらかしたんだろう。視線の先では警官が二人と、赤いコートを着た人が話していた。
「はぁ、すみません…少しだけだと思いまして…」
「少しでもルールはルールなんでね」
そう言いながら警官が何かを書いている。せっかくのクリスマスの夜なのにご愁傷様だな、と、心の中で呟いた。そして、スマホを見るとシフトの時間が迫っていたので、僕はその場を駆け足で離れて行った。
「いやでも…これ駐車?駐車でいいのかこれ」
「トナカイなぁ…」
「いやホント、そこの家の子にプレゼント渡しに行くだけだったので…」
「いや仕事だって言われても困るんだよ。ここは駐車禁止なんだから」
仕事先のコンビニへ行く途中、そんな声が聞こえる。また浮かれた誰かが、やらかしたんだろう。視線の先では警官が二人と、赤いコートを着た人が話していた。
「はぁ、すみません…少しだけだと思いまして…」
「少しでもルールはルールなんでね」
そう言いながら警官が何かを書いている。せっかくのクリスマスの夜なのにご愁傷様だな、と、心の中で呟いた。そして、スマホを見るとシフトの時間が迫っていたので、僕はその場を駆け足で離れて行った。
「いやでも…これ駐車?駐車でいいのかこれ」
「トナカイなぁ…」
「いやホント、そこの家の子にプレゼント渡しに行くだけだったので…」
その他
公開:20/12/25 12:22
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます