サファリパークで隠れんぼしたい
24
12
「ねえタカシ君、私サファリパークに行ってみたいな〜」
「いいね。だったらオヤジの車借りてくるからさ、今度一緒に行こうよ」
「やったー! サファリパークで一緒に隠れんぼしようね♪」
「え、隠れんぼ? 子供じゃないんだからさ…」
「え、私はガチだよ?」
タカシは恐る恐る車から降りた。
身を護る防具は一切つけていない。
すぐ傍ではライオンの雄が気怠そうに寝そべっている。
空腹状態でなくて助かった。
アーミーナイフだけを手に、教わったばかりのスニーキングスキルを使ってマイを探す。
草むらの中に一歩踏み出すと、ビビー!と音が鳴り、ライオンの耳がピクッと動いた。
すぐに茂みの奥から迷彩服姿のマイが音もなく現れた。
「ちょっと早いよ、タカシ君。今の罠が本物だったら死んでるよ?」
「う、うん。ごめん」
「ちゃんと日没までに私を捕まえてね♪」
タカシは学んだ。
ミリオタ女子と付き合うと高確率で…死ぬ!
「いいね。だったらオヤジの車借りてくるからさ、今度一緒に行こうよ」
「やったー! サファリパークで一緒に隠れんぼしようね♪」
「え、隠れんぼ? 子供じゃないんだからさ…」
「え、私はガチだよ?」
タカシは恐る恐る車から降りた。
身を護る防具は一切つけていない。
すぐ傍ではライオンの雄が気怠そうに寝そべっている。
空腹状態でなくて助かった。
アーミーナイフだけを手に、教わったばかりのスニーキングスキルを使ってマイを探す。
草むらの中に一歩踏み出すと、ビビー!と音が鳴り、ライオンの耳がピクッと動いた。
すぐに茂みの奥から迷彩服姿のマイが音もなく現れた。
「ちょっと早いよ、タカシ君。今の罠が本物だったら死んでるよ?」
「う、うん。ごめん」
「ちゃんと日没までに私を捕まえてね♪」
タカシは学んだ。
ミリオタ女子と付き合うと高確率で…死ぬ!
恋愛
公開:20/12/16 10:12
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
ログインするとコメントを投稿できます