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断言するが俺は凄い。何が凄いって誰も俺の真似はできないからだ。俺は超能力が使える。テレポーテーションだ。原理は知らない。でも使える。
やり方はこうだ。全裸で瞳を閉じ脱力。次に自分の身体が消えて隣に移動するイメージを持つ。これだけ。動画を撮って確認したから思い込み等ではない。ただ、間に壁等の障害物があるとできない。色々調べたが怖くてやる気にもならない。知られると利用されたり実験体にされる危険があり公表もできない。移動には2〜3秒かかるし、移動距離は50㎝位。あまり使い道はない。でも、誰にも真似できない素晴らしい力だ。
俺はせめて将来の伴侶となる人には知ってほしくて交際してきた何人かに教えたが、みんな気持ち悪がり去っていった。
今回もそうなる覚悟で彼女に能力を見せた。
「…ふ〜ん。ふんっ!私の勝ち!」
彼女は0.5秒で一歩隣へステップで移動した。俺は一生こいつと一緒に居たいと思った。
やり方はこうだ。全裸で瞳を閉じ脱力。次に自分の身体が消えて隣に移動するイメージを持つ。これだけ。動画を撮って確認したから思い込み等ではない。ただ、間に壁等の障害物があるとできない。色々調べたが怖くてやる気にもならない。知られると利用されたり実験体にされる危険があり公表もできない。移動には2〜3秒かかるし、移動距離は50㎝位。あまり使い道はない。でも、誰にも真似できない素晴らしい力だ。
俺はせめて将来の伴侶となる人には知ってほしくて交際してきた何人かに教えたが、みんな気持ち悪がり去っていった。
今回もそうなる覚悟で彼女に能力を見せた。
「…ふ〜ん。ふんっ!私の勝ち!」
彼女は0.5秒で一歩隣へステップで移動した。俺は一生こいつと一緒に居たいと思った。
SF
公開:20/12/12 20:34
更新:20/12/17 13:20
更新:20/12/17 13:20
創作活動はこちらのショートショートガーデンが初めてです。令和元年12月31日から投稿開始しております。
勉強になりますので、どのようなことでもお気軽にコメントいただけると嬉しいです。厳しいご意見もお待ちしております。
どうかよろしくお願いいたします。
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