最後の晩餐？

『パンは私の体、ワインは私の血』
言わずもがな、最後の晩餐の一幕である。
さて、もしこの場面が現代日本であるならば、あなたなら何を浮かべる？

「肉まんと烏龍茶！」
「中華っぽくなったなあ…」
「ラーメンとギョーザ！」
「どっちが血だよ！どっちも嫌だけど」
「きつねうどんといなり寿司！」
「お昼の出前決めてんじゃないんだぞ！しかもなんだよ、その揚げ率の高さは！」
「おいおい、お前らさあ。『最後の晩餐』ってのは、イエス様やイスカリオテのユダが罪を認める前に摂った最後の食事だろ」
「（ちょっと違う気もするが…）まあ、そうっちゃあそうかな」
「ならさ、日本にはうってつけの食べ物があんじゃん。あれしかないだろ」
「ああ」
「あったな」
「まあ、なあ…」
「ああ、あれか」
「「「「「カツ丼！！！！！」」」」」