図工#1

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ある図工の時間。
僕とDA君とSO君は、作品作りが終わり、手を洗いにいこうとした。
すると、水道の下の床が、びちょびちょに濡れていた。足を置いたら、ぽちゃんと音が鳴るかも知れない。
「あー。絶対先生に怒られるな。」
「ああ。」
すると、DA君が、
「雑巾取りに行くわ。」
といい、雑巾を取りに向かった。
僕は最初、呆然としていたが、すぐにその床を掃除するんだとわかった。
「俺らも掃除、やろうぜ!」
僕たちは、最初に乾いた雑巾で水を吸い、雑巾を絞ってまた水を吸うという繰り返しをしていた。
大体吸い取れたら、今度は他の乾いた雑巾で、床を吹き始めた。
これが一番大変だった。なぜなら、その時間は絵具を使っていたので、バケツやパレットを洗いに来る人が多かったのだ。その水が飛び散って、どんどん床に水が落ちてきた。

続く
青春
公開:21/02/11 15:44
連載小説 図工 掃除

ペンギン人( 大阪 )

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