神
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枕元に死神が現れた。
「明日の…
僕はその一言だけを聞き、恐怖で気絶してしまった。
スマホのアラームで目が覚めた。僕はベッドのそばに倒れていた。夢ではなかったようだ。
死神の言葉を思い出した。だが、明日の後に続く言葉がわからない。怖い、自宅から出たくないが、今日は社運を掛けた商談がある。この商談にたどり着くまでに、相当な努力をしてきた。だから、命をかけてでも僕は行くことにした。
安楽商会へと向かう途中対向車線から、大型トラックが僕の車目掛け飛んできた。慌ててハンドルをきると、間一髪でトラックをかわし助かった。僕はますます怖くなったが、アポの時刻に遅れないよう、そのまま安楽商会へ車を走らせた。
無事に着き、応接室へ案内された。ノックが響き、安楽社長が笑顔で握手を求めた。商談するまでもなく契約に至った。
僕は死神を見たことがない。
「明日の…
僕はその一言だけを聞き、恐怖で気絶してしまった。
スマホのアラームで目が覚めた。僕はベッドのそばに倒れていた。夢ではなかったようだ。
死神の言葉を思い出した。だが、明日の後に続く言葉がわからない。怖い、自宅から出たくないが、今日は社運を掛けた商談がある。この商談にたどり着くまでに、相当な努力をしてきた。だから、命をかけてでも僕は行くことにした。
安楽商会へと向かう途中対向車線から、大型トラックが僕の車目掛け飛んできた。慌ててハンドルをきると、間一髪でトラックをかわし助かった。僕はますます怖くなったが、アポの時刻に遅れないよう、そのまま安楽商会へ車を走らせた。
無事に着き、応接室へ案内された。ノックが響き、安楽社長が笑顔で握手を求めた。商談するまでもなく契約に至った。
僕は死神を見たことがない。
ホラー
公開:21/02/10 21:55
ずふの素人ですが、物書きに興味を持ってしまい、
2021.1月からはじめました。
身近にあった出来事をヒントに書いています。
書くことがこんな面白いとは!
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