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激辛サークルに入った。
文字通り、辛い物を皆でひぃひぃ言いながら食べる最高のサークルだ。
初めて参加した日、たらふく辛い物を食べて唇がパンパンになった僕に、先輩たちは言った。
「明日は必ずサークルに参加するんだぞ」
「えっ、何でです? こんなに辛い物を食べたんです。明日は相当な腹痛が――」
そう言いかけた僕を先輩が止める。
「辛い物を食べたその翌日。襲い来る猛烈な腹の痛み、トイレに駆け込んで踏ん張ったときの、まるでケツから火山が噴き出しているかのような、あの激烈なケツの痛み!」
「それを共有するのが、激辛サークルさ」
辛さで育まれる絆がここにはあった。
文字通り、辛い物を皆でひぃひぃ言いながら食べる最高のサークルだ。
初めて参加した日、たらふく辛い物を食べて唇がパンパンになった僕に、先輩たちは言った。
「明日は必ずサークルに参加するんだぞ」
「えっ、何でです? こんなに辛い物を食べたんです。明日は相当な腹痛が――」
そう言いかけた僕を先輩が止める。
「辛い物を食べたその翌日。襲い来る猛烈な腹の痛み、トイレに駆け込んで踏ん張ったときの、まるでケツから火山が噴き出しているかのような、あの激烈なケツの痛み!」
「それを共有するのが、激辛サークルさ」
辛さで育まれる絆がここにはあった。
青春
公開:21/02/09 16:19
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