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「鬼畜!らくま!人でなし!」
「種族差別よ。それ」
楽しげな表情で罵倒を受け流すお師匠。
案の定解雇通知は質の悪い冗談だった。時間がかかっていたのも、偽の解雇通知作りを楽しんでいたせいのようだ
安堵から腰を抜かした受付嬢が、殺意すら感じる目でお師匠らを睨み付けている。普段のほほんとしているが、そこはやはり猛禽類の迫力だ。
「いやぁ、私は反対したんだけどねぇ」
「でたらめを言うな。反対したのは俺だ」
「何を言いますか。私が所長命令としてやめろと訴えたんですよ」
わざとらしい責任転嫁をしながら、各々の場所に消えていく所長と先生方。暇過ぎじゃないか?
「さて、口紐がゆるんだ職員の禊はここまでとして、どう収拾つけるの?」
と、お師匠は主人に対して言った。
「え?俺が?」
「当たり前でしょ。この事態を生んだのはあんたなんだから」
戸惑う我々に向かって、お師匠はさも当然のように言い放った。
「種族差別よ。それ」
楽しげな表情で罵倒を受け流すお師匠。
案の定解雇通知は質の悪い冗談だった。時間がかかっていたのも、偽の解雇通知作りを楽しんでいたせいのようだ
安堵から腰を抜かした受付嬢が、殺意すら感じる目でお師匠らを睨み付けている。普段のほほんとしているが、そこはやはり猛禽類の迫力だ。
「いやぁ、私は反対したんだけどねぇ」
「でたらめを言うな。反対したのは俺だ」
「何を言いますか。私が所長命令としてやめろと訴えたんですよ」
わざとらしい責任転嫁をしながら、各々の場所に消えていく所長と先生方。暇過ぎじゃないか?
「さて、口紐がゆるんだ職員の禊はここまでとして、どう収拾つけるの?」
と、お師匠は主人に対して言った。
「え?俺が?」
「当たり前でしょ。この事態を生んだのはあんたなんだから」
戸惑う我々に向かって、お師匠はさも当然のように言い放った。
ファンタジー
公開:21/02/07 21:55
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連載
探偵
犬
怪盗
まずは、こんにちは。
練馬区で活動中の、趣味の絵描きです。
小説・脚本なども執筆してます。
【番号なし】 用語・設定解説
【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』 探偵と怪盗の対決が娯楽化した世界での物語。
【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』
【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』 戦争による差別と弾圧に支配された世界での物語。
【Ⅳ】 連載作品『ドライワンダーに遣う』
【001~】 短篇集『short TaleS』
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