天国への階段

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「あぁ~いい人生だった。」
先ほど私の人生は幕を閉じた。我ながら良い人生であった。
おっ、ちょうど天使が迎えに来た。天使が迎えに来るって本当だったのか~
そんな感心している私に天使は言った。
「ご愁傷様です!どうされます天国に行かれます?」
「はい。お願いいたします!」
「それではですね、少し行ったところに天国への階段がございますのでそちらをご利用ください。」
「えっ。連れて行ってはくれないんですか?」
「お客さんね、それは人間の妄想でしょ。天使の仕事は案内までなの!まぁ、1週間も登れば天国につくから、頑張ってね」

私は戸惑ってしまった。しかし、歩くしかなかった。
肉体がないため食事や睡眠には困らないが、やはり歩き続けるのはきついものがある…

1週間後、天国についた。達成感は富士山登頂の何百倍のものだった。
そして、天国の温泉につかる。
「あぁ~なるほど。これはまさに天国だ。」
SF
公開:21/01/31 18:59

向田律動

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