神様
2
2
僕は神様だ。どんな世界も、僕は創れる。
さあ、今日はどんな世界を創ろうか。
嵐の海。遭難した船。船にいるのは、無鉄砲で悪運の強い男。それから子連れの家族が一組。あとは、何か裏がありそうな胡散臭いヤツ。
僕は神様だから、誰を殺すか生かすかも僕次第。
選ばれた人間しか入れない、超お金持ちの学校。ひょんなことから入学したのは、借金まみれの貧乏学生。
僕は神様だから、貧乏学生がみんなに好かれるのも嫌われるのも僕次第。
不治の病で入院している幼馴染。その子を救う為に必死に勉強して、医者になった男の子。
僕は神様だから、幼馴染を救うのも救わないのも僕次第。
「…うーん」
僕は、持っていた鉛筆を放り投げる。
「ハッピーエンドが好きだけど、ちょっと趣向変えてみるのもありかな…」
唸っているうちに、チャイムが鳴る。もうこんな時間。
「ま、文芸部の締切はもう少し先だし、のんびりやるか!」
さあ、今日はどんな世界を創ろうか。
嵐の海。遭難した船。船にいるのは、無鉄砲で悪運の強い男。それから子連れの家族が一組。あとは、何か裏がありそうな胡散臭いヤツ。
僕は神様だから、誰を殺すか生かすかも僕次第。
選ばれた人間しか入れない、超お金持ちの学校。ひょんなことから入学したのは、借金まみれの貧乏学生。
僕は神様だから、貧乏学生がみんなに好かれるのも嫌われるのも僕次第。
不治の病で入院している幼馴染。その子を救う為に必死に勉強して、医者になった男の子。
僕は神様だから、幼馴染を救うのも救わないのも僕次第。
「…うーん」
僕は、持っていた鉛筆を放り投げる。
「ハッピーエンドが好きだけど、ちょっと趣向変えてみるのもありかな…」
唸っているうちに、チャイムが鳴る。もうこんな時間。
「ま、文芸部の締切はもう少し先だし、のんびりやるか!」
その他
公開:21/01/30 11:46
ログインするとコメントを投稿できます