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好きだと言えない呪いにかかっていると、彼女は言った。
触れる事さえ出来ないと、僕も知っている。

その証拠に、彼女の左手の薬指には呪いの指輪が光っていた。

「外す気はないの」

彼女の言葉が、僕にも呪いをかけた。
二度と恋が出来なくなる呪いだった。
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公開:21/01/30 07:00

切由 まう

Twitterの140文字で書いたものとSSを持って来ています。(修正する場合もあります)
文字数が少ないので分かりにくかったらすみません。
SF・スペースオペラの長編をなろうで連載中です。
https://ncode.syosetu.com/n2997fc/

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