大きいんだぁ
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昨夜はかなりの雪が降った。
今朝、玄関の戸も開けられないほどだった。雪が積もると、真っ白な銀世界と無音の世界と化す。私はこの空間が好きだ。
雪かきも終え、囲炉裏の前でホッと一息つく。
ギュ、ギュ、ギュ
雪を踏みしめる音が聞こえる。
キュ、キュ、キュ
軽めの音はカコちゃんだ。
祖母が私の娘と保育園から戻ってきたんだ。
ガラガラと戸が開く音がして
「ただいまー」
カコの元気な声とともに、外の冷たい空気が入ってくる。
「お母さんありがとう」戦中生まれの母だが雪道なんて何のそのだ。
「さっきまでミキちゃんと一緒だった」とカコが言った。同じ年のお友達だ。
「ミキちゃんはお目めが大きくてかわいい子だね」と祖母。
「うん。おっぱいも大きいよ」
あなたたち、まだ3歳ですけど。
母と顔を見合わせ、笑った。
今朝、玄関の戸も開けられないほどだった。雪が積もると、真っ白な銀世界と無音の世界と化す。私はこの空間が好きだ。
雪かきも終え、囲炉裏の前でホッと一息つく。
ギュ、ギュ、ギュ
雪を踏みしめる音が聞こえる。
キュ、キュ、キュ
軽めの音はカコちゃんだ。
祖母が私の娘と保育園から戻ってきたんだ。
ガラガラと戸が開く音がして
「ただいまー」
カコの元気な声とともに、外の冷たい空気が入ってくる。
「お母さんありがとう」戦中生まれの母だが雪道なんて何のそのだ。
「さっきまでミキちゃんと一緒だった」とカコが言った。同じ年のお友達だ。
「ミキちゃんはお目めが大きくてかわいい子だね」と祖母。
「うん。おっぱいも大きいよ」
あなたたち、まだ3歳ですけど。
母と顔を見合わせ、笑った。
その他
公開:21/01/28 21:44
更新:21/01/28 22:11
更新:21/01/28 22:11
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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