【ろうそく】さくさくスナック小説

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真っ暗な部屋に小さなろうそくが一つ。

そのろうそくは小さな明かりを灯し、ぽとんぽとんと蝋を垂れ流していく。



ろうそくの周りには、溶けた蝋が広がっている。

溶けた蝋はとても熱かった。



その蝋はいつしか机の上をただれさせ、見るも無残な姿にさせた。





私は、ふぅっと大きく息を吐き出すと、新しく酸素を取り込み、そのろうそくの日を消した。
その他
公開:21/01/28 17:11

ちろもっち( YouTube、Twitter、Reality )

ちろもっちと申します!(元クローバー)趣味で朗読がしたく、短編小説を書き始め、小説投稿サイトを探していたら辿り着きました。不束者ではございますが、宜しくお願い致します(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ

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