大きなカブと紳士

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ある日おじいさんとおばあさんが大きく育ったカブを引き抜こうとしました。
「よっこらせっどっこいしょっ」
しかし大きなカブは抜けません。
そこで村の男たちが揃って助けに来てくれました。
「よっこらせ!どっこいしょ!」
しかしカブは抜けません。
そこで彼らは建設会社からクレーン車を借りてきました。
「今度こそガチで引っこ抜くべ!」
「いぐぞ、おらあ!」
「よっこらせー!!どっこいしょー!!」
クレーン車のウィンチが悲鳴を上げました。
カブが少しずつ持ち上がり始めます。
すると、土の中から一人の紳士が姿を現しました。
「まだまだー!!声が小さああい!!」
紳士はがっちりとカブを掴んで離そうとしません。
「負けるでねえ!こっちもフルパワーだ!!」
「よっこらせええ!!!どっこいしょおおお!!!」
すると、クレーン車の方が地面から浮き上がり、紳士の背後へ投げ飛ばされて、崖の下へと落ちていきました。
その他
公開:21/01/28 13:23
例の紳士

水素カフェ( 東京 )

 

最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。

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