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近年、若者の餅離れが深刻化しているため、我々のような餅製造の会社は悩まされていた。
「やはり、餅の消費量を増やすには従来の考え方にとらわれてはダメだ…」
しかし、いいアイデアが浮かばない…
そんな時、薬品に触れると色の変わる知育菓子のニュースが目にとまった。
「これだ!」
私は知育菓子と餅を組み合わせ、消化すると発光する餅の製造を思いついたのだ。
開発は多少難航したが、唾液、胃液、膵液にそれぞれで反応し、発行する餅の開発に成功した。
万を辞して、この餅を発売すると爆発的なヒットをした。
しかし、問題があった。正月に発売できるように急いで開発したため、光の量を調節できなかったのだ。その結果、上から赤、黄色、青と信号のように光を発している人間が急増している。そして、消化には1日かかることを知っているだろうか…正月明け、恥ずかしそうに通勤しているお父さん達には申し訳ない事をした…。
「やはり、餅の消費量を増やすには従来の考え方にとらわれてはダメだ…」
しかし、いいアイデアが浮かばない…
そんな時、薬品に触れると色の変わる知育菓子のニュースが目にとまった。
「これだ!」
私は知育菓子と餅を組み合わせ、消化すると発光する餅の製造を思いついたのだ。
開発は多少難航したが、唾液、胃液、膵液にそれぞれで反応し、発行する餅の開発に成功した。
万を辞して、この餅を発売すると爆発的なヒットをした。
しかし、問題があった。正月に発売できるように急いで開発したため、光の量を調節できなかったのだ。その結果、上から赤、黄色、青と信号のように光を発している人間が急増している。そして、消化には1日かかることを知っているだろうか…正月明け、恥ずかしそうに通勤しているお父さん達には申し訳ない事をした…。
SF
公開:21/01/26 13:06
向田律動(むこうだりずむ)です。
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