試験管と砂の夢
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こんな夢を見ました。
私たちはどこかの学校の理科室にいます。
席に座っているのですが、目の前にはいくつもの試験管がフワフワと宙に浮いています。
見ると、中には赤や黄、緑に紫といった様々な色の砂が入れられていて、キラキラと輝いています。
私は手近にあった試験管を一本取って、中の緑色の砂を手に少しだけ乗せてみました。
「大丈夫? 危なくない?」
薫はそんなことを言って心配していますが、結果的には特になにも起こりませんでした。
砂は試験管に入っていた時と同じようにキラキラと緑色に輝いています。
私はふと思い立って、理科室の窓を開けました。
目の前には赤茶けた大地が広がっています。私はその大地に向かって緑色の砂を投げました。
すると、投げたそばから赤茶けた大地に草が生え、あっという間に私の見ている世界は、緑豊かな草原へとその姿を変えたのでした。
私たちはどこかの学校の理科室にいます。
席に座っているのですが、目の前にはいくつもの試験管がフワフワと宙に浮いています。
見ると、中には赤や黄、緑に紫といった様々な色の砂が入れられていて、キラキラと輝いています。
私は手近にあった試験管を一本取って、中の緑色の砂を手に少しだけ乗せてみました。
「大丈夫? 危なくない?」
薫はそんなことを言って心配していますが、結果的には特になにも起こりませんでした。
砂は試験管に入っていた時と同じようにキラキラと緑色に輝いています。
私はふと思い立って、理科室の窓を開けました。
目の前には赤茶けた大地が広がっています。私はその大地に向かって緑色の砂を投げました。
すると、投げたそばから赤茶けた大地に草が生え、あっという間に私の見ている世界は、緑豊かな草原へとその姿を変えたのでした。
ファンタジー
公開:21/01/23 18:49
更新:21/01/24 14:46
更新:21/01/24 14:46
夢中冒険隊
幻想小説や怪奇小説を自由気ままに書いています。
架空の国、マジックリアリズム 、怪談、残酷なファンタジー、不思議な物語が好きです。
そこに美しい幻想や怪奇があるならば、どんなお話でも書きたいと思います。
アイコンは宇薙様(https://skima.jp/profile?id=146526)に描いていただきました。
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