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最近の研究では、稲作は弥生時代から始まったのではなく、縄文後期には始まっていたとする説が多くなっている。さらには、今から6500年前の縄文前期から始まっていたという説すら出てきた。

稲に限らず穀物を人類が貯蓄するに合わせて、ネズミの被害から守るために猫の導入がされたことは、古代エジプトや中国を見れば一目瞭然である。

日本における猫の輸入は、最初は平安時代だと言われてきた。それは文字文書に存在が確認できるのがその頃からだったからである。

しかし、近年、遺跡発掘の調査から、猫の足跡があちこちで発見され、日本に猫が存在した時代が大きく遡ることとなった。

上記ふたつのことを併せ持って、縄文時代の遺跡発掘が熱心に行われた結果、紀元前4000年頃の縄文遺跡から、猫の足跡が発見されたのだ。それも陸稲栽培の畑跡地からである。

稲作と猫の存在が同時に最古のものと証明された瞬間である。
その他
公開:21/01/23 18:31
更新:21/01/23 18:33
415 遺跡から猫の足跡はよくある

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