猫の公園(選択肢2の3)
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苦労して探し当てた女だけの村に来て、気になる女性すべてに声をかけてみたが、ことごとく拒否された私は絶望した。
「けっきょく自分は何をしたかったんだろうな……」
肩を落としていると、ふと女村近くの木立の中に動くものが見えた。公園で見かけた猫だった。思わず近づくと、“それ”は逃げもせず、お腹を見せてゴロゴロと転がりだした。
それを見て私は手を伸ばしてお腹を触って感触を楽しんだ。なんか心が癒やされてくる。
「そうだ、私は田舎でスローライフを送って猫を飼いたいのだった!」
ようやく失っていた目標を見つけ、私は野郎の村でも女村でもないどこかを目指し、その猫を抱えて、新たな旅に出るのであった。
「けっきょく自分は何をしたかったんだろうな……」
肩を落としていると、ふと女村近くの木立の中に動くものが見えた。公園で見かけた猫だった。思わず近づくと、“それ”は逃げもせず、お腹を見せてゴロゴロと転がりだした。
それを見て私は手を伸ばしてお腹を触って感触を楽しんだ。なんか心が癒やされてくる。
「そうだ、私は田舎でスローライフを送って猫を飼いたいのだった!」
ようやく失っていた目標を見つけ、私は野郎の村でも女村でもないどこかを目指し、その猫を抱えて、新たな旅に出るのであった。
ファンタジー
公開:21/01/21 14:27
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選択肢2
またまたけっきょくそこかい!
武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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