猫の公園(選択肢1の3)

異世界に生まれ変わり、チートで権力者になった俺だが、ここでも現実は甘くはなかった。好みの女のおっぱい揉み放題のはずが、なぜか好みじゃない女だけしかいなくなってしまった。

そこで俺は考えた。好みじゃないなら好みに変えてしまえばいいんじゃないか！　俺は天才か？

さっそく魔法を唱え、ババアは若いネーチャンに、男が見向きもしないという奴は俺好みの外見に変身させたのだ。これでもう大丈夫。

そんな時、魔王の国が攻めてきた。ちゃちゃっと片付けてみたら、魔族ってけっこう俺好みでやんの！　そこで好みの魔族女は全部おっぱい揉みまくることにした。オスの魔族はラーゲリ送りに決まってる。

しかし、なぜか虚しいのだ。

たまたま目についた魔物の子供が猫っぽかったので揉んでみた。

「ああ、やっぱり田舎でスローライフして猫を飼おう。」

俺は何もかも投げ出して引きこもることにした。めでたしめでたし。