大きい数単位の不可思議とは

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数の単位はどこまであるかを調べてみると、不可思議は漢字文化圏における数の高単位の一つであった。
ちなみに数の単位は、一・十・百・千・万・億・兆・京・垓・・・・・・極・恒河沙(こうがしゃ)・阿僧祇(あそうぎ)・那由他(なゆた)・不可思議・無量大数となっている。
不可思議は、元の朱世傑による算学啓蒙において「極」以上の単位と共に初登場し、仏教用語から取られた。
不可思議は那由他 (10の112乗) の万万倍で10の120乗となる。
もっとも「京」以上の数は、通常ではまず用いられていない。
確かにそうだと思うが、昔の人の頭は今より遥かに飛んでいる事に只々驚く。

ところが世界は広い、「無量大数」より大きな単位の「Googol」(グーゴル)があるそうだ、観測可能な範囲の宇宙に存在している原子の数を軽く凌駕していると。
あの超大手検索サイトGoogleの由来はこの数にあるそうだ。
公開:21/01/20 10:47
更新:21/01/20 11:02

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