動物とオンライン入試

コロナ対策上、一部大学によっては入試がテレ入試に切り替わった。
受験生には何かと出費だが、背に腹は変えられぬと通信環境を整える。
質疑応答・面接・リフレクションシートへの記入等を通して選考を行う。プレゼンテーションや面接などはZoom、リフレクションシートへの記入はグーグルフォームを利用し、受験生はPCを用意し対応する。

特に英語については、空間概念研究所がシステム開発した、オンラインシステムを利用して実施する。また不正防止のためにAI監視システムも導入し、問題毎に制限時間を設け、時間内に回答がなかった場合は自動的に次の問題に移行する。

具体的に分からない事が多すぎて受験生は戸惑っていたが、そんな心配をどこ吹く風と動物たちも願書を提出し、大学当局に受理された。
受験する動物達は主に象・ゴリラ・チンパンジー・烏・オーム・イルカ・犬・猫・鼠・兎等知能指数の高いと言われる面々が勢揃いした。