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男は店を飛び出す。手には札が握りしめられている。
顔面蒼白で怯えて逃げる様に駆けていく。
棺が空であることは確認した…
手渡された剣を心臓の辺りに開けられた穴に一気に差し込む…
手応えがあり棺はガタガタと揺れうめき声…
そして成功ですと手にお札が握らされた…
男は思い返す
とあるマジックバーを訪れた。
定番マジックでも目の前でされると驚きは増した。
「今のは初めてのお客様へのサービスとなっております」
そう言ってマジシャンはカウンターの下から革張りの冊子を取り出した。見ると男は店の仕組みを理解した。
マジックのメニュー表だった。
「この…値段の所に謝礼とあるのは何?」男は指差す。
「まだ試作段階のマジックの練習となる為、逆に僅かながら謝礼をさせていただきます」
正直マジックにお金を払いたくなかったので即答した。
「じゃあそれを」
「お客様にもお手伝いいただきます。では別室へ…」
顔面蒼白で怯えて逃げる様に駆けていく。
棺が空であることは確認した…
手渡された剣を心臓の辺りに開けられた穴に一気に差し込む…
手応えがあり棺はガタガタと揺れうめき声…
そして成功ですと手にお札が握らされた…
男は思い返す
とあるマジックバーを訪れた。
定番マジックでも目の前でされると驚きは増した。
「今のは初めてのお客様へのサービスとなっております」
そう言ってマジシャンはカウンターの下から革張りの冊子を取り出した。見ると男は店の仕組みを理解した。
マジックのメニュー表だった。
「この…値段の所に謝礼とあるのは何?」男は指差す。
「まだ試作段階のマジックの練習となる為、逆に僅かながら謝礼をさせていただきます」
正直マジックにお金を払いたくなかったので即答した。
「じゃあそれを」
「お客様にもお手伝いいただきます。では別室へ…」
ホラー
公開:21/01/11 23:13
更新:21/01/12 07:32
更新:21/01/12 07:32
まずは自分が楽しむこと。
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