修羅場ってるぜ、今の俺
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「ねえ、そのおんな誰?」
背後から冷たい声が。
「え? あ、いやあ……」
俺は声の主を推測し、冷や汗をかいて何も答えられないままだ。
「あら、どちらさま? あなたのお知り合い?」
にこやかに俺に視線を向けながら、なぜか目が笑ってないままで、目の前の女が聞いてくる。
「え、あ、こいつは隣に住んでいる幼馴染ってやつだ」
「あら、そうなの。どうぞ座って。お茶でもいかが?」
俺の背後に笑顔を向け、目の前の女が俺の後ろの女に語りかける。
「じゃ、お言葉に甘えて。で、こいつは誰なの?」
俺の隣に座り、笑顔で再度尋ねてくる女。
「か、彼女は新しく引っ越してきて、さっき知り合ったばかりなんだ。話を聞いていたところさ」
そう答えながら俺は内心ビクビクだ。ここは保育園の中庭。転入してきた女の子とおままごとの最中である。
「ちっ! リア充、爆発しろ」
背後で独身先生の声が聞こえた。
背後から冷たい声が。
「え? あ、いやあ……」
俺は声の主を推測し、冷や汗をかいて何も答えられないままだ。
「あら、どちらさま? あなたのお知り合い?」
にこやかに俺に視線を向けながら、なぜか目が笑ってないままで、目の前の女が聞いてくる。
「え、あ、こいつは隣に住んでいる幼馴染ってやつだ」
「あら、そうなの。どうぞ座って。お茶でもいかが?」
俺の背後に笑顔を向け、目の前の女が俺の後ろの女に語りかける。
「じゃ、お言葉に甘えて。で、こいつは誰なの?」
俺の隣に座り、笑顔で再度尋ねてくる女。
「か、彼女は新しく引っ越してきて、さっき知り合ったばかりなんだ。話を聞いていたところさ」
そう答えながら俺は内心ビクビクだ。ここは保育園の中庭。転入してきた女の子とおままごとの最中である。
「ちっ! リア充、爆発しろ」
背後で独身先生の声が聞こえた。
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公開:21/01/13 12:34
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武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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