留守番の条件

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ママから留守番するようにと言われた僕は地団太を踏む。
影の奴、一人で外に遊びに行きやがった!そのせいで今の僕には影がない。
影がなくても不便はないが、僕が遊びに行けないのに影だけ外で遊んでいるのを想像すると凄く悔しい。どうにか影に一泡吹かせられないか…
考えていると飼い猫のタマが僕にすり寄ってきた。これだ!
僕はタマにおやつを与えると影を貸してと頼んだ。タマは快く影を貸してくれた。
タマの影は僕の影のあるべき場所を動き回る。凄く楽しそうだ。そんな影を見て僕も楽しくなってきた。
僕の影が帰ってきた。僕の新しい影を見て凄く驚いていた。
僕の影はタマの影になった。凄く窮屈そうだ。少し可哀想になってくる。もう許してやるか…
僕はタマに影を返した。そして、僕の影を受け入れた。
僕の影もさすがに懲りたのか、もう一人で遊びに行くような事はなくなった。
やっぱり留守番も二人一緒じゃなきゃ楽しくないからね。
公開:21/01/12 20:17

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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