選択

森に生まれ 森に生き 森と共に朽ちる
私の願いは叶っていた

番人として育ち 森に魅入られ
管理者として生きた

燃え盛る故郷 崩れゆく世界
終わらぬ悪夢
「こんな終幕があって良いものか」

神に逆らい世界を裏切った
それでも愛そう
愛するために有るのだ
愛するための選択なのだ
愛愛愛愛愛愛愛………
「愛しているよ、愛しいリフィル」

精神さえも犯されて
後戻りはできない
する必要も無いだろう？

何度終幕を迎えても、愛しているのだから。