ウェアウルフ
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とある山道歩いた
母と子と妖精
母は手を差し伸べて
「ほら、大丈夫?」
母はこの大陸において
大層優秀な魔導師
母の背中は大きすぎて
遠すぎて、届かない
縛られた鎖を解いて
真の姿を見せよう
母と妖精の前で
少年は変化した
母は語る
「私たちは、ウェアウルフの末裔だ」と、今よりもはるか昔
ウェアウルフと人々は
共存してた
人は所詮
傲慢で強欲な生き物
弱すぎる欲は儚く
強すぎる欲は身を滅ぼす
程よい欲が一番美しい
縛られた鎖を解いて
真の姿を見せよう
僕が人でなくなっても
ずっと味方でいてね
貴方が愛したものを
次は僕が守る番
夢に見てた、終幕の日
貴方の腕の中で
安らかに、ねむりたい……
母と子と妖精
母は手を差し伸べて
「ほら、大丈夫?」
母はこの大陸において
大層優秀な魔導師
母の背中は大きすぎて
遠すぎて、届かない
縛られた鎖を解いて
真の姿を見せよう
母と妖精の前で
少年は変化した
母は語る
「私たちは、ウェアウルフの末裔だ」と、今よりもはるか昔
ウェアウルフと人々は
共存してた
人は所詮
傲慢で強欲な生き物
弱すぎる欲は儚く
強すぎる欲は身を滅ぼす
程よい欲が一番美しい
縛られた鎖を解いて
真の姿を見せよう
僕が人でなくなっても
ずっと味方でいてね
貴方が愛したものを
次は僕が守る番
夢に見てた、終幕の日
貴方の腕の中で
安らかに、ねむりたい……
ファンタジー
公開:21/01/07 21:26
まったり書いてます(*´ ∨`)
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