紺碧色の角砂糖
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沈んだ気持ちで、馴染みの喫茶店へ。
「いつもの…お願いします」
「かしこまりました」
「お待たせいたしました、ブレンド珈琲です。そして、今日は、こちらもご一緒に」
店主から渡されたのは、紺碧色の角砂糖。
珈琲に入れる。
すると、角砂糖は溶け、珈琲のなかに、ある星座が浮かび上がった。
「どうぞ、召し上がってください」
ひとくち。
脳裏に、あるシーンが浮かび上がった。
星空を駆け抜ける、獅子の姿。
勇ましく、誇らしげだ。
「獅子座は、自己を表現する星座です。受け身でなく、あなたらしく。それが大切なのではないでしょうか」
喫茶店からの帰り道。
沈んでいた気持ちが嘘のように、足取りは軽い。
あの獅子のように、勇ましく。
そして、私“らしく”。
そんな私を見守るように、空では獅子座が輝いていた。
「いつもの…お願いします」
「かしこまりました」
「お待たせいたしました、ブレンド珈琲です。そして、今日は、こちらもご一緒に」
店主から渡されたのは、紺碧色の角砂糖。
珈琲に入れる。
すると、角砂糖は溶け、珈琲のなかに、ある星座が浮かび上がった。
「どうぞ、召し上がってください」
ひとくち。
脳裏に、あるシーンが浮かび上がった。
星空を駆け抜ける、獅子の姿。
勇ましく、誇らしげだ。
「獅子座は、自己を表現する星座です。受け身でなく、あなたらしく。それが大切なのではないでしょうか」
喫茶店からの帰り道。
沈んでいた気持ちが嘘のように、足取りは軽い。
あの獅子のように、勇ましく。
そして、私“らしく”。
そんな私を見守るように、空では獅子座が輝いていた。
その他
公開:20/10/20 15:09
更新:20/10/20 21:10
更新:20/10/20 21:10
自分らしく
輝きたい
書くこと、読むことが大好きな社会人3年生。
青空に浮かぶ白い雲のように、のんびり紡いでいます。
・プチコン「新生活」 優秀賞『また、ふたりで』
・ショートショートコンテスト「節目」 入賞『涯灯』
note https://note.com/sumire_ssg
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