蝶が一斉に妖精になった顛末記

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世界から蝶がいなくなった。代わりに夥しい数の妖精が現れた。蝶が妖精に変身したのだ。

妖精狩りが始まった。彼らは可愛らしく美しい。多くの人間が妖精達を捕まえた。

一方で生態系には大異変だ。蝶は植物の第一次消費者。いなくなると植物が大繁殖する。
蝶を餌にする上位の捕食者達には絶滅の危機が訪れる。安定した世界に暗雲が訪れた。

ある日、突然妖精達がいなくなった。あまりに捕獲されるため森林の奥地まで大移動したのだ。
一般にも大異変として認識が広がり、じわじわと恐怖が人々を包み始めた。

ところがある日一斉に蝶が戻ってきた。世界中の空はあらゆる種類の蝶の大群で埋め尽くされた。蝶達はそれぞれの森林や草原に舞い降りていった。
蝶達は妖精達の第一子の世代だった。それらが成長して故郷に戻ったのだ。自然はバランスを好んだのだった。

妖精達は今でも森の奥深くにいる。そして時々里に出てきて悪戯をするのだ。
ファンタジー
公開:20/10/18 22:39
更新:20/10/23 00:35

わんにゃん( 大阪・京都 たまに東京 )

人生3度目の小説への挑戦です。最初は中高生の時でした。

R2.8.29 初めての利用から数日ですが、コメントされる喜びとコメントする楽しさが分ってきました。こじんまりとしたSNSみたいでいい雰囲気ですね。

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【入院】10.29(木)から心臓冠動脈バイパス術で入院します。術日は11.2(月です。
【手術】成功しました。皆様からの応援の賜物と厚く感謝申し上げます。心臓ICUから通信許可出ましたv
【退院】11.14(土)退院。応援有難うございます。ご心配おかけしました。
【他サイト】エブリスタhttps://estar.jp/users/581438913

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