自慢話

子供達が集まって、自慢し合っていた。一人は、俺は火星に住む親戚の結婚式で、ロッケトで火星に行ったぞ。ついでに帰りには金星に行き別の惑星から来てた宇宙人とも友達になったぞ。

もう一人は、動物園に遊びに行った時、丁度ライオンが檻から脱走して大騒ぎになり自衛隊まで出動してたけど、僕が一人でライオンを相撲で負かして捕まえたんだ。喜んだ園長さんが、感謝状とパンダの玩具を呉れたんだ。
私ね、お菓子で出来た飛行機に乗ってパリ・ミラノ・ニューヨークに行き、好きなファションやブランド品を買い占めたの。
あんたは何か無いの？
えーとネ私は、爺ちゃんの田舎に行った時ね、卵かけご飯が美味しくて、おかわり三十杯も食べたのよ。

それを通りすがりで聞いてた変なオッサンが、君たちうちの塾に入らない？素質がありそうだから、塾でもうちょと勉強すれば、きっと将来は天才的な政治家や起業家・大食い選手になれるの間違いないよ！