40人目のクラスメイト
6
5
私には霊感がある。今まさに感じている。
道端にポツンと佇む少年に、あれ?と思ったがそのまま通り過ぎた。
少年は同年代でこちらを見つめていた。一瞬目が合った気がした。
昔祖母に「あそこに兵隊さんがいる」と言うと、決して話しかけてはいけないよ。目を合わせてもいけない、遠い処へ連れて行かれるからね。と言われたことを思い出した。
ーここはどこ?
ドキリとした。やはり目が合ったのか?私は無視して歩いた。
ーはじめての街で迷ってしまって
私は怖くなり全速力で走った。鞄から何か落ちたが気にしなかった。少年の足音も速くなりすぐ後ろまで迫っていた。
ーまってまって
目前の信号は赤だったが止まれない。連れて行かれてしまう。そのまま交差点に突き進んだ。
ドン!鈍く大きな音が鳴り響いた。
翌日先生が言った。
昨日転校生が事故で死にました。
私の隣には少年が座っている。
ー落とし物だよ
目が合ってしまった。
道端にポツンと佇む少年に、あれ?と思ったがそのまま通り過ぎた。
少年は同年代でこちらを見つめていた。一瞬目が合った気がした。
昔祖母に「あそこに兵隊さんがいる」と言うと、決して話しかけてはいけないよ。目を合わせてもいけない、遠い処へ連れて行かれるからね。と言われたことを思い出した。
ーここはどこ?
ドキリとした。やはり目が合ったのか?私は無視して歩いた。
ーはじめての街で迷ってしまって
私は怖くなり全速力で走った。鞄から何か落ちたが気にしなかった。少年の足音も速くなりすぐ後ろまで迫っていた。
ーまってまって
目前の信号は赤だったが止まれない。連れて行かれてしまう。そのまま交差点に突き進んだ。
ドン!鈍く大きな音が鳴り響いた。
翌日先生が言った。
昨日転校生が事故で死にました。
私の隣には少年が座っている。
ー落とし物だよ
目が合ってしまった。
ホラー
公開:20/10/17 20:51
口下手で面白い事が言えません。
だから書いてみます。
忌憚のないご意見をお待ちしております。
ログインするとコメントを投稿できます