子供くじ引き

「子供くじ引きやってるよ～」
子供くじ引きとは、最近流行っている、くじのことだ。
でも、ただのくじ引きでは無い。
名前の通り、くじを引いて、その紙を開いて、そこに書いてある子供がもらえるくじ引きだ。

本当は、子供型ロボットだ。
この村には、人が少なくて、ある日一人の住民が、村長さんに「子どもが欲しい」と相談した。
村長さんは、隣の大きい町にそのことを話して、子供型ロボットを開発してもらったのだ。

なぜくじ引きなのかというと、村長さんが「どんな子どもがいいですか？」と相談してきた人に聞いたら、「そんなの、どんな子でもいいよ」と言ったからだ。
念のため、ほかの人にも聞いてみたら、みんな「どんな子でもうれしいよ」「どんな子が来てくれるか、わくわくするよ」と言った。
だから、くじ引きになった。

空の上で神様が、「人間も、同じこと考えるんだな」と言った。