毘沙門天の苦労　6話　茶番＆新展開（箸休め）

～武田晴信のいる躑躅ヶ崎館～
武「まさか長尾景虎が毘沙門天だったとは、
わしの天下統一の一番の邪魔になるやもしれぬな…」
臣「毘沙門天と申されますと？」
武「おおっ、原助か、びくったっ、聞いておったのか。
何でもない、独り言だ。」
臣「毘沙門天…　？？」
武「このことは忘れろ（汗）おい、ちょっ、言いふらすな！　マジでやめろぉ！！」
臣「怒られちゃった　ぴえん」
武「斬るぞ！」
別の家臣「茶番劇中失礼いたします、御屋形様、伝令です、
長尾軍が上杉憲政を擁し北条征伐に行ったとの報告がっ！」
武「なんじゃと！」
～長尾軍～
毘「いやぁ、北条征伐に行くぞっ！って八千人で進軍してたら
どんどん味方が集まって、ひょっとして、おれ、大スター？！」
臣「おいおい（汗）」
春日山を八千で出発した長尾軍は、いつの間にか十万の軍勢に膨れ上がり、
あとは北条との決戦を待つのみだ。