The Connection Taxi

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一日中外を回ったが1個も売れなかった。
宝石商の男は疲れきってタクシーに乗った。
どちらまで?
駅まで。男はシートに深く身を沈めた。
しばらく走ると携帯が鳴った。さっき断られた客からだ。はいー。
男は驚いた、宝石が売れたのだ。
ふと見ると車内に張り紙があった。
あなたの縁を繋ぎます コネクションタクシー
駅はすぐそこだった。
男は慌てた。次の駅まで。
その後も電話は鳴り止まず、高価な宝石が飛ぶように売れた。
目的地が近づく度に先へ先へと延ばした。
一流企業の社長から娘はどうだと、結婚と次期社長の座まで約束された。

気づけば家の近くまで来ていた。

突然タクシーが停まった。降りてください。
男は怒鳴った。金ならある!もっと遠くまで行ってくれ!
お客さん、もう縁がありませんよ。
運転席横のメーターを見ると0縁とあった。これが僕の人生の縁?

ここはどこだ?
男にはもう縁もゆかりも無かった。
その他
公開:20/10/16 19:07
更新:20/10/16 19:07

小川さら

口下手で面白い事が言えません。
だから書いてみます。

忌憚のないご意見をお待ちしております。
 

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