雨の日の朝、決まって君は言う
2
4
雨の日の朝、きまって君は言う。
「雨がうまれる瞬間が見たいの」
コーヒーカップをそっと持ち上げ
青灰色の空を見て喉を鳴らす。
僕は君に優しくないけど、君はいつだって僕に優しくしてくれる。
自分は食べないのに、僕のために朝食を用意してくれたり。
君のお気に入りのグラスを割っても、気にしないでって言ってくれたり。
僕のためにいつも部屋をきれいに掃除してくれたり。
わがままな僕を無償の愛で包んでくれたり。
僕は知っている。
この後君は、ほんの少し空想をして、悪戯した子供のように笑うんだ。
クスクスクス ほらね。
雨の日の朝、きまって君は笑う。
君がなぜ笑うのか、あまり興味はないけれど
今日も顔を洗って待つていよう。
「雨がうまれる瞬間が見たいの」
コーヒーカップをそっと持ち上げ
青灰色の空を見て喉を鳴らす。
僕は君に優しくないけど、君はいつだって僕に優しくしてくれる。
自分は食べないのに、僕のために朝食を用意してくれたり。
君のお気に入りのグラスを割っても、気にしないでって言ってくれたり。
僕のためにいつも部屋をきれいに掃除してくれたり。
わがままな僕を無償の愛で包んでくれたり。
僕は知っている。
この後君は、ほんの少し空想をして、悪戯した子供のように笑うんだ。
クスクスクス ほらね。
雨の日の朝、きまって君は笑う。
君がなぜ笑うのか、あまり興味はないけれど
今日も顔を洗って待つていよう。
恋愛
公開:20/10/17 12:12
雨
猫
口下手で面白い事が言えません。
だから書いてみます。
忌憚のないご意見をお待ちしております。
ログインするとコメントを投稿できます