うまい話

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ある商人は言った。「美味い話があるんだが、ちょっと聞いていかないか。」
俺と商人はしばらく話し込んでいた。すると、商人は気を良くしたのか、一枚の地図を渡してきた。それを受け取ると商人は、用事を思い出したようで、急いで南に走って行った。そそっかしい奴ではあるが、悪い奴ではなさそうだ。
さて、準備もできたし行くか。水の瓶を持って灼熱の大地に踏み込む。行き先はあの地図の指している場所だ。ここからは、商人の向かった方角と同じ南の方角だ。
しかし、この地図には少し不思議なことがある。それは、真ん中に赤丸で囲まれた小さな「砂漠」という文字だ。ここら一帯は誰が見ても砂漠ばかり。とりあえず向かうとするが、無駄足かもしれない。
舐めていた。ここの砂漠は他とは違う。水も底をつく。だが、うっすらと目的地が見える。たどり着くと、デザートと水が高額で売られている。
「よう、兄ちゃん」あの商人が話しかけてきた。
ファンタジー
公開:20/10/14 23:33
更新:20/10/15 12:16

laskey

手間でなければ、コメントを残していただけると助かります。
しっかり読んで今後の糧とします。極々短い感想でも結構です!

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