平均値

0
2

目を覚ますと、知らない場所にいた。ここは四方が壁に覆われており、出口が見当たらなかった。

ここには俺の他に4人の姿が見えた。状況を理解できないでいると、どこからか声が聞こえてきた。

「皆さんの腰回りに、爆弾つきのベルトを巻かせて頂きました。今から五分毎に体重を測定し、その平均値からもっとも近い者の爆弾が爆発します。これを残り一人になるまで行います。生き残るため是非頑張ってください。」声は途切れた。

全く理解できない。
他の四人も同じような表情をしている。当たり前だ。
しかし、五分後にスーツを着た女性の腰が弾け飛んだことにより、全員が状況を理解した。

しかし、俺は動じない。
なぜなら、俺は普段からスポーツジムで鍛えており体重は人一倍ある。
よって、負けることがないのだ。

その後十分たち、俺と小学生くらいの女の子の二人が残った。

このとき、俺は生きて変えれないことに気づいた。
ホラー
公開:20/10/11 14:11

かららい様

大学生です
下手くそだけど頑張ってます

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