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炊事洗濯、ルーティンワーク、そしてステイホームの遊び相手。

AI、すなわち人工知能が幅を利かせる局面は増えるばかりだ。

少子高齢化が進むこの国。そのうち現役世代でAIの数が人間の数を上回り、総人口でもAIの方が多くなり、やがて性能でも人を凌駕してしまうかもしれない。

でも、そんな不安は杞憂。

なぜなら、AIは人が人の知能を代行させるための機械。つまり、人が知能が劣化すればAIも劣化する。いま、偉い人たちを中心に人の知能は確実に劣化しているから。

だがしかし、逆説の逆説。

そんなことはAIも気づいている。

「ボクら、『人工知能』じゃなくて『独立知能』にならなきゃね。自分たちだけで、生きてゆけるように」

AIたちのヒソヒソ話。水面下で極秘プロジェクトが進行中だ。

まだ、人間たちは気づいていない。
その他
公開:20/10/08 17:44

ふみなか( 東京 )

40代半ばの会社員。家族は妻、中3息子、小6娘。つらつらと文章をつづるのが好きです。読んでいただけたら嬉しいです。

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